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【歯周病かも!?】歯の治療と口腔ケアがもたらす人体への影響

【歯周病かも!?】歯の治療と口腔ケアがもたらす人体への影響
TAK
TAK
「口腔ケア」を中心にお話していきますね

皆さん、「口腔ケア」って聞いて何をイメージしますか!?

歯磨き、フロス、歯間ブラシ、デンタルウォッシュ・・など沢山ありますよね。

通常、人間の歯は上下合わせて28本あります。しかし、歯があること自体を当然だと思い、その大切さは歯を失った人しか分からないと言われているのです。

では、なぜ歯は大事なのでしょうか。

その理由は、主に「咀嚼・嚥下」と「会話(発音)」にあります。
咀嚼は口に入れた食べ物を噛み砕き磨りつぶす作業、嚥下は飲み込む動作、会話(発音)は・・説明いらないですよね(笑)。
これらは人が生活していく中で必需動作であり、健康的な生活を送るうえで欠かせません。

ある歯科研究では、生涯にわたり自分の歯を20本以上保つことで健康的な生活が送れるという発表がありました。しかしながら、日本人は60歳で平均20本を下まわり、その後は2年に1本の計算で歯を失っているそうです。

日本人が歯を失う最大の原因は虫歯!・・・ではなく歯周病なのです。

じつは、歯周病は世界最大の感染症であることを知っていましたか!?

歯周病は日本人の成人8割が感染していると言われています。ですので、その後きちんとした「口腔ケア」を実施しなければ次第に歯が失われていく可能性が高いのです。

今、歯に関して悩みのある方、今後のケアをどうしようか迷っている方などに必ず役に立つと確信しています。

年齢を重ねてからでは手遅れになる可能性もあるのでしっかりとケアしていきましょう。

私の知識や経験も含め、できるかぎり詳しく記事にしていきたいと思います。

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歯周病とは!?

まず言わなければならないのが、歯周病は「歯」の病気ではありません

歯そのものは健康であるにもかかわらず歯が抜け落ちてしまう、、、これが歯周病の恐ろしさなのです。

人間の歯は歯茎(歯肉)と骨(歯槽骨)によって支えられているので、歯と同じくらい歯茎と骨を大事にしなければなりません

そこで、歯周病に至るまでの流れは・・・

食べカスなどが溜まってできるプラーク(歯垢)に細菌が発生 ⇒ 細菌が増殖して歯茎に侵入 ⇒ 歯茎が炎症して周辺の組織を破壊 ⇒ 最終的に歯槽部の骨を溶かしていく ⇒ やがて歯が抜け落ちる・・・です。

{いやいや、ちゃんと歯を磨いているから食べカスなんて残ってないよ}と思いますよね!?

見た目では、歯の表面にはないかもしれません。しかし、目に見えない微細な食べカスが「歯と歯茎の境目」や「歯と歯の間」に溜まってプラークは形成されるのです。

プラークが長年蓄積すると石灰化して歯石となります。
歯石そのものに害はないのですが、歯石はプラークを溜めやすくする役割があり、ブラッシング(歯磨き)での除去も難しく、歯科医院などで専門的な除去が必要となります。

歯周病は歯肉炎と歯周炎に大別されます。歯肉炎歯茎のみの炎症で治療すれば回復しますが、歯周炎歯茎のみならずその奥にある歯根膜や歯槽骨まで炎症が及び、進行度合いによっては治療をしても回復が難しい場合があるそうです。

リンゴを皮のまま丸かじりすると歯茎から血が出る、そもそも堅いものが上手く噛めない、などの場合は歯周病が進行している可能性がありますので、早めに歯科医院でチェックすることを強くお勧めします。

また、歯周病の菌が血管内へ侵入すると心筋梗塞や脳梗塞などのリスクが上昇し、糖尿病に罹患している方は病状が進行しやすくなる、という報告もあるため早期に治療しましょう!

歯周病の治療(差し歯やインプラントも含む)

歯科医院

歯周病と診断された場合、定期的な治療が必要となります。

診断には、X線検査(歯槽骨の状態把握)プローブを用いた歯周ポケットの深さ(歯と歯茎の間の溝)を測ることで進行度をチェックします。

・軽度の場合

主に歯のクリーニングとブラッシングの指導です。歯磨きで落とせていない歯垢や歯石を除去して、正しいブラッシング方法を具体的に指導します。また、その後の歯肉の状態を把握するため、複数回にわたって定期的な検診を進められるでしょう。

・中度の場合

歯のクリーニングとブラッシングの指導に加えて歯肉に麻酔をして歯周ポケットの奥に付着した歯石を除去することになるでしょう。実施後、定期検診で歯周ポケットの深さが浅くなっていれば効果ありです!

・重度の場合

歯肉を切開・剥離して歯の下部分(歯根)を直接みながら歯石を除去する手術を実施するかもしれません。その場合、歯槽骨も溶けている可能性が高いため、再生療法が行なわれる場合があります。また、それでも改善しない場合は抜歯となるでしょう。

抜歯した場合、奥歯ならまだしも前歯はちょっとそのままにはできないですよね・・・

その場合、基本的なプランは「差し歯」「インプラント」治療となりますが、歯根が歯茎に残っているかどうかで決まります。

差し歯・・・人口の歯に金属を被せたものを歯根にはめ込む
インプラント・・・金属でできた歯根を人口の歯とともに顎の骨に埋め込む

なので、差し歯の方はたまに外れてたりしていますが、インプラントは基本的にそういうことは起こりません。

ただし、保険の関係などがありますので、詳しくは専門の歯科医院で相談するようにしましょう。

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予防歯科の現状

口腔ケア 歯磨き

歯周病に関する情報をできるかぎり書きましたが、ならないことが一番です。

そのために最も重要なのは「プロケア」と「セルケア」の両立です。
プロケアとは歯科医院で専門的な歯のクリーニングと歯周病チェックを定期的に(1~2回/年)行なうことセルケアとは日々のブラッシングやフロス、マウスウォッシュなどのことを指します。

しかしながら、日本はまだまだ予防歯科をいう認識が低いと言わざるを得ません。

日本で歯科医院に通う目的の第1位は「虫歯の治療が70%」に対し、スウェーデンやアメリカは「歯の検診が70%」です。また、直近1年間で歯科医院に通った人の平均回数は日本が4~5回に対し、スウェーデンやアメリカは1~2回です。
これは、日本人が定期検診をせず虫歯や歯周病になり、結果として年間回数が増えてしまっていることを意味しています。

今や歯科の予防検診先進国であるスウェーデンは80歳以上で平均3本欠損(つまり25本は残っている)に対し、予防検診後進国である日本は80歳以上の多く方が半分以上欠損しています。

かつてスウェーデンも日本と同様、予防検診など全く行なっていませんでした。しかし、ある大学が「プロケア」「セルケア」の重要性を科学的に立証したところ、政府が大規模な予防歯科に本腰で取り組んだそうです。

おそらくスウェーデンは砂糖菓子消費の世界有数国でもあるので、子供の虫歯などに頭を悩ませていたところに思惑が合致したのではないか、と個人的には感じています。

国政の差も非常に大きいです。
スウェーデンやアメリカでは歯のクリーニングなど予防治療に保険が効く一方、昨年まで日本はなんと保険外診療でしたので。。。(スウェーデンでは20歳まで予防も治療も無料(国が払う)という情報もあります)

ですが、やっと2020年4月から診療報酬の改定が行なわれ、予防治療が保険適応となりました。

最近では、虫歯の治療よりも予防治療を主な業務として取り扱う歯科医院もあると聞きます。今年から保険適応となったことで開業されている歯科医院でも予防治療を勧めやすくなったと思いますので、今から数十年後の自分のために始めてみて下さい!

口腔ケアは非常に大事

上記したように、歯周病は誰でもかかる可能性が高い感染症です。

しかしながら、早い段階で治療もしくはクリーニングしておけば大事に至ることは少ないでしょう。

個人的には、成人している方でここ数年間歯科医院にかかっていない場合、一度は歯周病チェックをするべきだと思います。

ちなみに、私は20代後半から定期的(2~3回/年)に歯科検診をしているため、今のところ1カ所を除いて歯周ポケットはなし、という状態を保てています。

もちろん、検診だけでなく日々のブラッシング⇒フロス⇒デンタルウォッシュの流れ(フロスとデンタルウォッシュは就寝前のみ)は欠かさずに実施しています。

思い当たる方は最寄りの歯科医院で相談してみてはいかがでしょう!?