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【解説+α】新型コロナウイルス感染で緊急性の高い症状

【解説+α】新型コロナウイルス感染で緊急性の高い症状
TAK
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コロナウイルス感染の症状をまとめています

誰にでも感染の可能性がある、この忌々しいウイルス!

体調を崩したとき真っ先に「コロナか?」と思いますよね!?

でも、巷でいわれている情報が溢れすぎて「どんな症状が疑わしいか」分からなくなっていませんか?

特に感染の症状においては、情報が錯綜したりデマが流れたりと混乱していましたが、ようやく情報が整いつつあります。

現場の医療従事者は感染した患者を生で見聞きしているため、政治家とは比べものにならないくらいの経験と知識があります(当然、その分リスクも高いですが・・・泣)。

この記事では「症状」に特化してまとめましたので、ご自身やご家族が、万が一疑わしい場合の参考にして下さい。

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新型コロナウイルス(COVID-19)感染の症状に対する考え方

さて、2020/4/29に以下のようなプレスリリースがありましたね。

現在、新型コロナウイルス(COVID-19)に感染し自宅療養もしくは宿泊施設で経過観察されている方々へ

「厚労省は以下の項目を患者や家族が原則1日2回確認し、1つでも該当すれば、自宅療養の人は自治体の連絡窓口へ、宿泊施設の人は配置されている看護師へ、すぐに連絡してほしい」としました。

【表情・外見】
① 顔色が明らかに悪い ② 唇が紫色になっている ③ いつもと違う、様子がおかしい
【息苦しさなど】
④ 息が荒くなった(呼吸数が多くなった) ⑤ 急に息苦しくなった
⑥ 生活をしていて少し動くと息苦しい   ⑦ 胸の痛みがある
⑧ 横になれない、座らないと息ができない ⑨ 肩で息をしている
⑩ 突然(2時間以内)ゼーゼーしはじめた
【意識障害など】
⑪ ぼんやりしている(反応が弱い) ⑫ もうろうとしている
⑬ 脈がとぶ、脈のリズムが乱れる感じがする

結論からいうと、これらの症状が出始めてからでは、かなり心配。。。。重症化直前だと考えます。

特に、①②⑧⑨⑩は下手をすると即、集中治療室(ICU)行きの可能性があり、重症化すると救命率がガクッと下がる傾向にあります(アメリカや欧州でも同じ傾向)

その理由や治療に関しては⇩コチラ⇩をクリックして下さい。

私(というか、医療従事者)が考える軽症のうちに治療開始した方が良い症状は以下の通り

「発熱」「嗅覚・味覚障害」「異常な倦怠感」「日常動作による息苦しさ」のうち複数当てはまったら、だと考えます。

新型コロナウイルス(COVID-19)の症状は千差万別

日本のみならず世界中に感染したが故に、国によってさまざまな症状が報告されていますね。

「目の充血」「熱や咳は出るものの鼻水は出ない」「下痢や腹痛」「異常な頭痛」「筋肉痛」「日内で熱が上がったり下がったり」などキリがないくらい。。。。

それはなぜか、ご説明します。

コロナウイルスの特徴として、細胞に侵入(鼻腔や咽頭が多い)して、ある酵素を用いて増殖していく性質があります。

そのため、鼻腔や咽頭から近い肺へダメージを与える(なので肺炎が多い)ことが多いですが、時には肺ではなく目、腸、頭、筋肉などへ移動することもあるそうです。(欧州ではよく見られています)

また、「サイトカインストーム=過度な炎症反応」と呼ばれる症状も報告されています。

サイトカインストームとは、身体の免疫機能がウイルスに対して過剰に反応して正常なものまで無差別攻撃をしてしまう現象です。

感染後、軽症の方が突然悪化して数日後には死亡する残念なケースがありましたが、これが原因の1つではないかと想定されています。

インフルエンザでも稀にこの現象による死亡例が報告されていますが、問題はこの現象に対する対処法が確立されていないということ。

最近では「血栓症」「脳梗塞」を併発するともいわれ、最重症患者の治療で使用する体外式膜型人工肺装置(ECMO)への影響が懸念されています。

ECMOは体外でガス交換(酸素を注入)をするためヘパリン(血液を凝固させない薬)を投与し、回路を定期的に交換しています(細菌などの汚染を防ぐため)。

回路の交換は装置の一時停止(この間はガス交換できない!)を意味します。なので、短時間で終わらすため専門家が数人がかりで役割を決め同時に行います。

しかしながら、血栓ができてしまうと回路の交換頻度が急増したり、体内の血管が詰まり急死する場合があるのです。

最後に

現在、感染(疑わしい)しても治療どころか検査すら間に合っていないのが現状です。

その理由や検査に関しては⇩コチラ⇩をクリックして下さい。

緊急事態宣言が発令され自粛ムードが高まっていますが、病院はまだまだ手一杯なので延長されるでしょう。

経済を回したいのはみんな同じ気持ちですが、医療崩壊した欧州(イタリアやスペイン)、アメリカ(NY州)はコロナ患者だけで10%以上が亡くなっています。

日本は現在、死亡率が3%程度に収まっていますが、これでも先月から考えると上昇してきています。

我々も感染リスクが高い中、必死に頑張っていますので、一般の方は「感染しない」ことを前提とした心ある行動でお過ごし下さい。